未就学のお子さま専門の教室
■キッズサポートビーの療育の特色
キッズサポートビーの療育は、応用行動分析学に基づいた支援プログラムを、かかりつけの小児科医と連携しながら行っています。将来にわたってお子さまが自立した生活を送れるようにすることが療育の役目・目的です。幼いうちにお子さまの行動についての課題を特定し、早めに訓練することで、療育の効果が最大限に発揮されます。キッズサポートビーでは、未就学児に特化した療育を行うための経験豊富なスタッフを揃えています。
就学児の教室は現在おこなっておりません
キッズサポートビーは、未就学児専門の教室となっているため、現在、就学児(6歳以上)の教室は現在おこなっておりません。
応用行動分析学をもとにした療育
人間の行動は、様々な細かい認知が積み重なって成り立っています。例えば、「絵を描く」という行動があります。私たちにとっては簡単なように思えますが、実際には様々な行動・認知が積み重なって「絵を描く」という行動が完成しています。それが1つでも欠けてしまうと、絵を描くことが難しくなってしまうのです。絵を描く際にはペンが必要です。しかしペンをペンとして認知できない場合は、絵を描くという行動ができなくなります。また色を認知できないと、絵は描けても、色の描き分けができません。キッズサポートビーでは、お子さまに遊びや簡単な行動をやってもらうことで、お子さまに何が欠けているのかという課題を特定し、その部分を訓練していきます。その課題を特定するためには、アセスメント(客観的評価)と分析が重要になります。応用行動分析学を用いた支援プログラムによって、学術的なエビデンスに基づいた評価・分析をすることが可能になり、効果的な結果を導き出すことができます。人間の認知は何かが欠けていても、他の認知によって補うことが可能です。この訓練は早く始めれば始めるほど良い結果が生まれます。
キッズサポートビーの療育は、基本的に療育スタッフとお子さまとのマンツーマンによる個別療育となっております。一般的に発達障害を持つお子さまは、社会順応性やコミュニケーション能力に問題があるケースが多いです。そのため、療育というと集団にならしてトレーニングをする方が良いと思われがちですが、実際には、そのお子さまの特性や課題が明確にならないまま、集団トレーニングを行うと、支援が上手くいかないケースもあります。そのためキッズサポートビーでは、まず個別できちんと課題を解決してから、しかるべきタイミングで集団トレーニングを行うようなプログラムを組んでいます。
ご家族や回りの大人が発達障害のお子さまとどう接するかは、お子さまの発達にとって非常に重要です。未就学のお子さまにとっては、大人との接点はご家族がそのほとんどを占めることになります。そのため、療育の時間だけではなく、ご家庭での過ごし方によって、お子さまの発達の成長は大きく変わっていきます。ペアレントトレーニングでは、保護者様がどうやってお子さまと関わっていけばよいか、お子さまの行動に対してどのような対応をすべきかなど、親子一緒に楽しみながら、行うプログラムを通して、療育スタッフがアドバイスさせていただきます。また3組までのご利用を受け付けますので、他の親子様との交流も可能になります。
就学が近いお子さまには、適切な集団行動のとり方。その前の段階のお子さまには、他者との関わり方を身につけられるよう、月齢が近いお子さま同士で集団療育を行います。
発達障害のお子さまの課題を特定するためには、適切なアセスメント(客観的評価)を定期的に行っていく必要があります。それには応用行動分析学をはじめとした専門的な知識・経験が必要です。キッズサポートビーでは、療育スタッフの教育に力を入れ、常に知識のアップデートを行っています。
お子さまが通園している幼稚園や保育所等へ療育スタッフが訪問します。その場でお子さまのアセスメント(客観的評価)を行い、必要に応じて、保育士や先生方からのご相談にものらせていただきます。
営業時間
午前の部 | 10:00 〜 11:00 |
午後の部 | 13:30 〜 14:30 |
午後の部 | 15:00 〜 16:00 |
午後の部 | 16:30 〜 17:30 |
ひとりひとりにあわせた療育
コミュニケーションをとるにはそもそもお子さんが人を認識しているか、興味があるかが一つの分岐点になります。興味がないようでしたらまずはそこから初めていかなくてはなりません。人と物との区別がついているか、要求を伝えればかなえてくれる相手かを認識しているかをアセスメントして遊びの中で興味の幅を広げていきます。興味があるがうまくやり取りができない。ならばそこの部分を強化していきます。要求を言葉にできないならその適切な言葉を伝えます。タイミングや適切な行動であれば一つ一つを一緒に伝えていきます。
かんしゃくはお母さんやお父さんにとってなかなか苦しかったりするものですね。欲しい物や物事の要求を伝えたいときの手段であるものの、毎回これをやられてはたまったものではありません。まずは要求がこのやりかたでは通らないと理解してもらいます。かんしゃくをおこしても、その行動に取り合わないようにします。無視というわけではなく、そのかんしゃくそのものに意味がないのでその部分だけを消去します。安全を確保しつつまた、他者の迷惑にならないようにします。言葉がけも必要ないですし行動がなかったかのように接していくことでかんしゃくは無くなっていきます。
好きな遊びや、おもちゃからなかなか気持ちが切り替えができないことがあります。それは処理の仕方が視覚的に優先されているお子さんに起こりうることです。一番いいのはその場で療育スタッフが見えないところにそのおもちゃをしまってしまうことが適切だと思います。ですが、それでも切り替えができない場合があります。例えば次にやることがわかっていない、十分にそのおもちゃで遊べていない。切り替えができないことにはたくさんのどうしても苦手なことがあって、他者に伝えられていないことがあります。
言葉が出てこないのはそもそも発声がうまくできていなきのか、場に応じた言葉が出てこないのかという問題もあります。発声がでることで楽しいことがあることを理解できるようにいろいろなアプローチをしていきます。場に応じた言葉がけが出てこないのは、今どんな状況なのかを理解しながらその場に応じた言葉の使い方を伝えていきます。
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